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第16回全国棚田(千枚田)サミット(2日目)

サミット2日目は、棚田見学会があり、「石部の棚田」を見てきました。
では、少し石部の棚田の紹介。

 この石部の棚田は、前回書いたとおり、過疎・高齢化などでほどんどが耕作放棄されていたのを、住民が立ち上がり、平成12年から4haを復旧したものです。
 平成14年からは、棚田オーナー制度を導入し、100組以上が参加しています。このオーナー制度には、オーナー会員とトラスト会員があり、農作業を体験したい方はオーナー会員を、農作業にはなかなか参加できないけど棚田の保全等に支援したい方はトラスト会員がお勧めみたいです。
ちなみに、オーナー制度は年会費35,000円で特典が棚田米20㌔、トラスト制度は年会費10,000円で特典が棚田米5㌔です。
 なお、企業や大学などが棚田保全運動を支援する「一社一村しずおか運動」を展開し、多くの企業や学生ボランティアとの都市農村交流が活発に行われています。


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棚田の上部から見た風景。駿河湾を眼下に真ん中の奥に見えるのが富士山です。絶景でした。


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休憩所では、伊勢海老の味噌汁が振る舞われました。


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りっぱなトイレ付き休憩所。うちの棚田にもほしい。


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1枚の田の面積は、小さく不整形でした。農業機械の使用が困難そうです。


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1枚の田の面積が小さいため、オーナーは1枚の田を管理できます。


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リアルな案山子でした。本物と間違えそうです。


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茅葺の水車もあり、棚田にマッチしてました。


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積み上げられた石の大きさが不揃いですが、きれいな石垣です。


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静岡名産「桜餅」の桜葉がたくさん栽培されていました。



 棚田見学を終えて、よくこれだけの復旧できたなと地元住民やボランティアの苦労に感服しました。地元を愛し、棚田を愛する心が伝わってきます。ボランティアの受け入れ体制も充実していて勉強になりました。
 どこの地域も高齢化・担い手不足は深刻で、地域だけでは守っていけない時代になり、坂元棚田も近い将来その問題に直面するでしょう。いかに支援していく体制を充実していくか、今後の大きな課題になっています。
 棚田は、単に生産の場ではなく、国土保全・水資源かん養等の多面的機能、教育・体験の場、新たな地域産業の場でありますので、皆さんと一緒に次世代にこの美しい棚田が残せるようにしていきたいと思います。


 次の全国棚田(千枚田)サミットの開催地は、徳島県上勝町になっています。皆さんも是非参加して頂きたいと思います。
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by tnd8585 | 2010-11-09 17:21 | 世の中の出来事 | Trackback | Comments(0)
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