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棚田つうしん 第8号 2004(平成16年).4.4号  

棚田つうしん
2004.4.4号
第8回 せせらぎの里「坂元棚田まつり」
 私儀、恥ずかしながら、小学生が楽しみにしていた〝修学旅行〟を前に体調を崩すのと同じように前日から熱発があり、〝季節外れの風邪〟かな?と思いつつ早めに床に就き回復を期したが、そんな願い空しく〝エヘン虫〟はけっこう頑固で、「這ってでもいく」と固い決意を述べる私に、冷酷無比な家人は、「他人にうつしたらどうするの!。迷惑ダワヨ。」のキビシイ一言。元来〝聞き分けの良い私〟は涙を堪えつつあえなく断念。と言う訳で、今回の「棚田つうしん」は、市役所農政課のスペシャリストにお願いしました。

 4月4日(日)
 れんげまつりで始まった「坂元棚田まつり」
も今年で8回目。毎年〝菜種梅雨〟の時期に開催されるため、2年続けて雨天中止となっていた。そして、当日早朝も小雨模様。レンゲも菜の花も石垣も寂しそうに濡れている中で、冬眠から目覚めたカエルだけは、嬉しそうに飛び回っていた。そんな風景を尻目に、9時には〝まつりの関係者達〟が、「ワッセ・ワッセ」と掛け声を掛け合うこともなく慌ただしく準備を始めていた。婦人連合は〝お接待用〟の郷土料理を。壮年男子達は、ステージの設営もそこそこに〝お目当てのカッポ酒〟の準備に熱中していた。

 雨の上がった10時10分の花火を合図に〝来賓のエライ方々〟を迎え盛大な開会式が行われた。

 午前中の催し物は、生憎の曇天の下「チビッコ大宝探し大会」や「和太鼓演奏」「棚田音頭踊り」などが行われた。まつりの盛り上がりと共に天候も回復し、お昼過ぎの「清水玲子・歌謡オンステージ」のころには1.000人を超える人々で棚田は満杯。静寂な生活環境に慣れているヘビやカエルもビックリ仰天の〝新記録達成〟となった。


 午後からは、地元酒谷小学校生徒の「子供獅子舞」や潮わらばー会による「エイサー」、酒谷中学生の「ダンス・みかぐら」などが次々と披露され、観衆の拍手と喝采を浴びた。
そして、14時には〝棚田オーナー有志・後援〟による「なせばなる!一発勝負・大演芸大会」が行われた。

〝年期の入った腹話術〟は、巧みな構想力とユニークな語り口調で観客の爆笑を誘い、貫禄を見せつけた。

〝にわか仕込みのあやつり人形〟は、オーナーの尾崎、緒方の名コンビが〝他の追随を許さない圧倒的パワー〟を見せつけ、まんまとそれにつられた「何も知らないイタイケナ観客」が飛び入り参加するなど、会場が大盛り上がりになったのは言うまでもない。

そんなことはさておき、問題はオーナーの上平さんの職場の方の「若くて綺麗な胡弓演奏」なのである。
普段聞きなれない独特の音色を、普段見慣れない(と言うより、まったく無縁)スレンダー美人が奏でるのである。爽やかな風が吹き抜ける穏やかな棚田に「悠久の至福の時が流れた」のは想像に難くない。
こんなまたとないチャンスを体調不良で逃してしまった私は「日本一不幸な棚田好きなオヤジ」なのである。
これからは、上平さんとはもっと仲良くしておこうと思う。
イベントの最後に「伝統の獅子舞」が披露され、〝厄落とし〟のために会場の参加者の頭を噛んで回り、その都度あちこちで歓声があがっていた。

15時には、すべてのイベントが終了し、実行委員長・古沢家光さんが謝辞を述べられ〝おまつり〟は終った。
たくさんの方が参加され、それぞれ思いは違うかも知れませんが「だいじな里山」を実感していただけたものと固く信じています。
地元の熱い思いが、すべての参加者の胸に届くことを願ってやまない。
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by tnd8585 | 2005-12-21 11:23 | 棚田つうしん | Trackback | Comments(0)
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