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食欲がない・・・

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058.gif008.gif夏本番!猛暑日が続く毎日。熱中症で救急車で運ばれる人が宮崎県内では急増中です。水分とミネラルの補給を十分にとって、涼しいところで過ごしましょう。
 暑くなると、食欲が無くなりますが、私は、宮崎の郷土料理、冷や汁にはまっています。
皆さんも一度、食べてください。美味しいですよ。
ということで、冷や汁の紹介をします。
なお、写真の冷汁は、私が作り、私が撮影したものです。料理もカメラマンもこなさなければなりません。

 冷や汁の起源は鎌倉時代で、鎌倉管領家記録に「武家にては飯に汁かけ参らせ候、僧侶にては冷汁をかけ参らせ候」と記されているそうです。これが全国に伝わり、宮崎ではそれぞれの家庭でアレンジされ受け継がれています。
冷や汁は簡単に説明すれば汁かけ飯。もっと分かり易く言えば、「ねこマンマ」。見た目は、みそ汁ですが、必須な具はキュウリ、大葉、ゴマです。その他好みで焼き魚のほぐし身、握りつぶした豆腐等、家庭により様々です。これをご飯(正式には麦飯らしい)にかけ豪快に口にかき込んで食します。シャキシャキしたキュウリの食感と大葉とゴマの香りが口の中に広がり、夏バテした食欲の無い人にもお勧めです。
なお、KONNE新宿みやざき館では、550円で冷や汁が食べられます。
(冷や汁うんちく) 
昔、農家の人々は朝早く起きて牛馬用の草を刈りに出かけました。その時に夕べの残りを麦飯に水で溶かしたみそをかけて食べたものだと。一方、海辺の漁業を営む家庭では、主人が漁に出ている間に白身の焼き魚と焼き味噌を合わせておき、忙しいときには、それをお湯でといて麦飯にかけて食べいたようです。

(冷や汁のチョー簡単な作り方)
【材料】 キュウリ1本 ゴマ30g 木綿豆腐半丁
大葉5~10枚、味噌140g 水800cc
ダシの素(かつお節・いりこだしはお好みで)
好みで、スライスしたオクラ・ミョウガ等、試して
【作り方】
1.すり鉢でゴマをする。ダシの素は、少々のお湯で溶かし、水と一緒にすり鉢へ入れる。味噌を溶きながら入れる。
2.薄くスライスしたキュウリ、細かく刻んだ大葉、豆腐を水切りし手で崩したものをすり鉢に入れ、かき混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど冷やし、できあがりです。
  熱いごはんにかけて召し上がれ!
(注)材料・分量は、目安。アレンジして下さい。
   正式な作り方はインターネットで調べて下さい。
by tnd8585 | 2008-07-23 10:28 | 日南のPR
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