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訃報です・・・

 棚田学会 木村尚三郎(きむら しょうざぶろう) 会長がお亡くなりになりました。
 東大名誉教授で、昨年の第11回全国棚田[千枚田]サミット(愛知県鳳来町 現:新城市)では、愛知万博総合プロデューサーも務められたこともあり、基調講演をしていただいた。
 新城市鳳来総合支所の棚田連絡協議会事務局の栗田さんに聞いてみると、サミット終了後に体調を崩されたみたいです。今となっては、昨年のサミットの基調講演が木村先生の遺言みたいなものになってしまったような気がします。
 ご家族ご親族、棚田学会関係者、棚田を愛する皆さん、門下生の皆さんの気持ちを察するに言葉がありません。
 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
 (宮崎日日新聞 平成18年10月19日の記事よりご紹介 一部省略)
(見出し)農業重視した文明論を展開
 歴史学者、東大名誉教授、10月17日午後9時25分肝細胞がんのため東京都内の病院で死去 76歳 東京都出身 葬儀告別式の日取りは未定。
 東大文学部卒。1976年東大教養学部教授。2000年静岡文化芸術大学長に就任。中世を暗黒時代ととらえる近代の歴史観を批判し、農業を重視した文明論を展開。評論やエッセーも著した。
 国民生活審議会会長、「国際コメ年」日本委員会会長、愛知万博総合プロデューサーなどの要職を歴任。日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した「ヨーロッパとの対話」をはじめ、「歴史の発見」「西欧文明の原像」「和魂和才のすすめ」「『耕す文化』の時代」などの著書がある。 
by tnd8585 | 2006-10-19 10:50 | 私たちの取り組み
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